様々な◯◯の方法をご紹介します♪【162話】


さて、前回から
石の加工について書いています。



石の加工については、賛否が別れるところですが、
流通させる上で、ある程度は仕方ない
物もあります。



個人的な意見としては

パワーストーンの判断基準が、基本的に
エネルギー的な面なら、加工の有無が
石を選ぶ際の決定的な理由付けには
ならないのではないか?

と思っています。



前回は熱処理について触れましたね。
その他で、比較的多くの石で行われているのが
表面へのワックス処理です。



この処理をされる石としては、
磨いてもすぐ、表面に艶がなくなったり、
硬度が低いため、そのまま装飾品等に
利用するのが難しい石が多く、
一例を挙げるとターコイズラピスラズリなどが代表的です。



こういった技術についてはもちろん
天然の方がやはり良いといえば良いのかもしれません。
しかしながら、こういった加工のお陰で、
身に付けることができる石が増えている事も
事実です。



その他に、特殊な加工例として
オーラ加工があります。





これは、高温に熱した水晶等のストーンに
イオン化した貴金属を蒸着するというものです。


石の性質を根本的に変えてしまうタイプの加工で、
元の石とは見た目にもすっかり変わってしまいます。



このオーラ加工の代表的なものに、
アクアオーラコスモオーラオーロラクォーツ
があります。



前回ご紹介したような熱処理や、
今回ご紹介しているようなタイプの加工は

ある意味においては、
石の眠っている側面にアプローチして
元々のエネルギーを強く引き出したり、
特定の要素を付け加える事で、
全く違うエネルギーを引き出すような
性質を持つ加工と言えます。



しかし、良い加工ばかりではなく
あまり良くないタイプの加工というのも
やはり存在します。



例えば、単に染料等で、石の表面に
色を乗せる染色加工と呼ばれるもの。





この染色加工にもレベルがあるのですが、
本当に染料につけただけという
タイプは絶対にダメです!

着用した時に、衣類に色移りする事も多く、
エネルギー云々以前の問題です。



それ以外の染め方については、
アクセサリーとして割り切るなら、
まぁOKかもしれません。
ですが、パワーストーンとして見る分には
やはり、基本的には避けたいものです。



また翡翠やエメラルドなどに用いられる
樹脂含浸という加工方法があります。






加工自体は石の性質上、仕方が無いのですが、
その際に染料を混ぜて、
色を良く見せようとすることも多いようです。



まぁ、こちらのタイプは、そう簡単に
色落ちしたりする事はほとんど無いようですが…。



それ以外では、
水晶等に急激な熱の変化を加えて
クラック等を入れる処理。
(この加工は特に悪いわけではありませんが)





また、放射線によって色を変える処理等が
一般的です。





放射処理された石は、人体にとって
悪い影響があるわけではないのですが、
石にとっては基本的に
あまり良くない加工であると言えるでしょう。



この他にも、厳密に言えば、
色々と加工方法があるのですが、

次回からまた石の紹介を挟んで、
その後に人工水晶や偽物として
よく見かける石等について
少し触れたいと思っています(^^)

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