最も身近で最も奥深い唯一無二の石
水晶
水晶は古くから産出する最も代表的な鉱物の一つであり、
透明度が無い物を「石英」と呼び、
無色透明のものを「水晶」と呼びます。
二酸化珪素を主成分とする鉱物なのですが、
古くは氷の化石と思われていた時代もあり、
中国でも水精と呼ばれ水が結晶化したものと考えられていました。
宝飾品から、工業分野に至るまで、
私達の身の回りには水晶を使用した製品で溢れています。
そういう意味においてもパワーストーンとしてのみではなく、
あらゆる面において私達に最も身近な石がこの水晶です。
世界中で産出される石ですが、
採れる地域によって驚くほど形状も特徴も異なります。
日本でも山梨県での産出が多く(現在はほとんどありませんが)
江戸時代以前より続く加工産地として有名です。
石の魅力にはまるきっかけが水晶で、
最後に行き着くのが水晶という人が多いように、
驚くほど奥の深い石だといえるでしょう。
他の石が水晶に入り込んだ石も非常に多く
ガーデンクォーツやルチルクォーツなど
非常に多くの亜種が確認されています。
原石の状態であれば産出場所、形状などによって
エネルギー的な性質にも相当な違いが有り、
その様な意味でも非常に奥の深い石と言えます。