僕の過去を告白します。【173話】


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できるだけ分かりやすく
お伝えするようにしています。



ですが、

「そんな事を言われても、
それ以前に、
とにかく今が辛い」

と感じていらっしゃる方も
多いのだと思います。



今回からは、これまでとは異なり、
僕の過去のお話と、その時に救われた
言葉を書こうと思います。





一回目の今回は、
ほぼネガティブな話です(笑)



僕は今でこそ、ふくよかな??体型を
しているのですが(苦笑)
15年程前はとんがりまくりの
ビジュアル系バンドマンでした。



過去の写真を見せて、
驚かれなかった事は
一度もありません(笑)



インディーズではありますが、
CDも出させていただきましたし、
平均すると月に4~6本程度は
東京都内を中心にライブ活動を
行っていました。



当時は、本気でプロになろうと
していたのです。



しかし、ある日突然、トラブルに
巻き込まれてしまい、状況が
激変してしまったのです。



このトラブルの相手は、その業界では
非常に恐い方々。

あまり細かいことは書きませんが、
最初は小さないざこざだったものが、
どんどん膨れ上がってしまい、

最終的には、当時の僕には
とても支払うことのできない
多額のお金を請求されるという
状況に陥ってしまいました。





最初はバンドのメンバーも
かばってくれていたのですが、
ちょっとした事がきっかけとなり、
メンバー間でも、徐々に
ギクシャクし始め…、

ほどなく僕は、トカゲの
尻尾のように、
切られてしまいました。



メンバーからも、
「オマエ、どうしてくれるんだよ?」
「俺らの人生、滅茶苦茶じゃん!」
「この2年の責任とれよ!」
と、詰められるようになりました。



一人のメンバーだけは、僕のことを
かばってくれていたのですが、
それ以外のほとんどの人からは
追い込まれるようになっていきました。



弁護士さんにも相談したのですが、
まともに相手にさえしてもらえず、
最終的には身の危険を感じるような、
自分ではどうしようもできない
状況になってしまいました。



本当の限界というものを感じた時、
山手線のホームに立っていると、一瞬、
電車に吸い込まれてしまいそうな
感覚を覚えました。


本気でやばい、壊れてる…。」
と感じ、僕は音楽の夢から
逃げることを決めたのです。



僕は住んでいたマンションも
そのままの状態で、
知人のほとんどに、
全く何も告げない状態で、

香川に夜逃げ…じゃなく、
昼逃げ(苦笑)
して帰ってきました。



正直なところ僕は、
音楽以外の未来を考えていなかった。

それに、東京に出てからは
ほとんど地元に帰っていなかったので、
友達や知り合いも、東京にしかいませんでした。



しかし、そういう逃げ方をしたので、
その当時、お付き合いしていた彼女と
友人2人以外は、完全に連絡を断って
香川に帰ったのです。



しばらくの間は、毎日100回以上
メンバーや、恐い方々から
電話ラッシュが続きました。

夜に外を歩くのも怖かったので、
すぐに引っ越しをしました。



この当時、絶望しかなかった僕を、
救ってくれた言葉があります。



それは、

「最高だと感じる今は最悪の始まり
最悪だと感じる今は最高の始まり」

この言葉は僕に力をくれました。
何度も何度も、心の中で繰り返しました。





辛いことがあるほど、
今が大切に思えるし、
感謝の気持ちも分かるようになる。



おそらく僕は、この経験がなければ、
かなりひどい人間になっていたかもしれないな、
と感じることがあります。



この続きは、また次回に(^^)

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