食における陰陽の基本知識2【261話】
さて、今回は陰陽のラストです。
前回に引き続き、
僕の専門外ですが食について、
そして少しだけ病気についても
触れていこうと思っています。
基本的に、本来の食事というのは
その土地の伝統食的なものが
気候や生活の状態に最も適している事が
多いそうです。
しかし、現在の世界は非常に便利で、
どこの国の料理でも食べることができるし
とにかく加工品が多い。
それは食を楽しむという意味では
素晴らしい事なのですが、
正常な状態とは言えないわけです。
まず、加工食品については、添加物などが
身体に悪いという事もありますが、
その影響で陰性の性質が強まっています。
そもそもの生活環境が、
かなり陰性に偏っているので
意識して食事をしないと、
身体はかなり冷えてしまう傾向にあります。
では、陽性、陰性の食品の考え方とは?
まず、野菜ですが、
基本的に土の下にできる野菜は
ほとんどが陽性です。
言わば根菜類ですね。
逆に、土の上に出来る野菜は
陰性の傾向が強い。
季節も関係があります。
夏野菜は、身体を冷やす為に
陰性の傾向が強く、
寒い時期に採れる野菜は
陽性の傾向が強い。
気づかれましたでしょうか?
暑い国では陰性の食品が多い…等も含め、
大体が逆になってるんですよね。
これも、世界がバランスで成り立っている
という事の例ですね。
陰の中に陽があり、陽の中に陰がある。
その一つの実例だと思います(^^)
米、麦、砂糖等も、
玄米などそのままの状態だと、
陰陽のバランスが良く、
特に玄米等は陽性が強いのですが、
精米した白米、白砂糖等は陰性です。
特に砂糖は極度に強い陰性の食品です。
逆に塩は強い陽性。
肉や卵等、動物性の食品は、
基本的には陽性です。
難しいのは、
塩は陽性だから、たくさん取れば…、
という事では決して無いわけで、
それはそれで、血圧が上がったり
別の陽性の病気の元になるわけです。
この辺も、やはりバランスなんですよね(^_^;
病気にも、陰性や陽性の特徴があり、
それらは生活習慣と密接に関わります。
例えば、お腹が冷えると下痢になりやすい。
これは、陰性の病気で、陰性の特徴の中に、
広がる、緩む、柔らかい、冷たい等の
特徴があり、当てはまるわけです。
逆に、便秘は陽性が強い状態です。
固まるとか、締まるとかが
陽性の特徴です。
癌は、陰性の病気です。
増える、増殖するというのは、
陽性っぽいイメージがあるかもしれませんが、
実は陰性の特徴です。
体温が下がると、癌の発生率が高まります。
癌以外にも、体温が低いことで
内臓疾患のリスクがかなり高まるそうです。
まぁ、病気の事については
僕は専門ではないので、
正直拙い知識で書いています。
こういう部分については、責任を伴うので、
深く興味がある方は、是非一度
調べてみてくださいね。
食や病気については、専門家の方が
かなり情報発信をしていると思います。
今回の、陰陽の食から
病気の回の一番の目的は、まず、
気にしていただく為のきっかけとして
拙い知識とは言え、知っている事を
アウトプットしておいた方が良い!
という判断で書かせていただきました。
陰陽というのは本当に深く、
そして私達の生活、世界に
大きな関わりのある概念です。
この考え方を知ることは、
非常に重要だと思います。
今回、ちょっと上手くまとめることが
できたという自信が無いのですが(^_^;
お役に立てれば幸いです。
一応、今回で陰陽のシリーズが
ラストとなります。
ただ、書き残しがあるかもしれないので
気づいたらまたちょっと書きますね(^^)