ガーデンクォーツ 水晶に封じ込めれた美しい別世界
ガーデンクォーツは和名で庭園水晶と言います。
ガーデンクォーツを初めて見た人の多くは石の世界の多様性に驚きます。
その名前は、水晶の内部に他の鉱物が入り込み、それがまるで景色や庭園
のように見えることに由来します。
一般的に流通している物の多くは クローライト(緑泥石)を内包したタイプで
鉱物学的にはクローライトインクォーツとなるわけですが、
流通名としては、水晶に庭が入っているように見える水晶ということで、
ガーデンクォーツが一般名称として根付いているわけです。
実際他にも色々な鉱物を内包するものが存在し、
それぞれが驚くほど様々な世界を見せてくれる石で
それらも◯◯ガーデンクォーツと言う亜種として多く流通しています。
以前は一部の愛好家に好まれるような、どちらかというとマニアックな石
という位置づけだったらしいのですが、
近年、中国の華僑がビジネスのお守りとして身につけていた事から、
財運のお守りとして、
そしてその美しさ、奥深い多様性に惹かれるファンが多く現れた事から
人気が高まってきている石でもあります。