主要鉱山が閉山し、希少性の高い
ストロベリークォーツ
ストロベリークォーツは元々は1960年にメキシコで発見され、
主に宝飾品の市場で取引されていた石です。
その後いくつかの鉱山が発見され、
一般市場へも流通するようになりましたが、
主産地であったカザフスタンの鉱山が閉山したことから、
その希少性と価値が一気に高まっています。
微細なゲーサイトインクルージョン(針鉄鉱:しんてっこう)を含み、
ほんのり赤く色づいたタイプのものと
レビドクロサイトインクルージョン(鱗鉄鉱:りんてっこう)を含み
キラキラとした輝きが特徴を持つ二つのタイプが存在します。
特に希少性が高く、宝石的な扱いをされるのは
前者の微細なゲーサイトインクルージョンを持つタイプで、
この二つはやはりエネルギーの傾向も
ある程度異なってくるようです。
ストロベリークォーツの模造品も多く作られていますが、
これは本物を一度でも見ていれば見間違うことが無い
クォリティーの物が今の段階ではほとんどです。
最近ではスーパーセブン等の中で
ストロベリークォーツに良く似たタイプの物も
流通されています。